簡易基礎のモックルピン
モックルピンはミロモックル産業が新開発した、簡易基礎です。
たこのような4本足を地面に打ち込み、球体の基礎を支え、その球体の上に柱を立てます。
コンクリート工法では、地面を大きく掘削し、重機で基礎ブロックを搬入するのが一般的ですが、このモックルピン工法では重機を使用せず、地面の大きな掘削がありません。
土の中の状態。球体の基礎から4本の足がそれぞれ伸びています。→画像を拡大する
つまりモックルピン工法は・・・
今までのコンクリート施工に比べて地盤を掘削する量が少ないのでもともとの地形を保存できます。掘削する量が少なく地下に流れる水の流れを変えないので、元の環境を維持しながらの環境に優しい施工が可能です。
球体本体は約15kgと軽量化されているので、搬送性に優れています。
重機を使用しないため、従来は施工できないところも可能です。沼地などの柔らかい地盤でもOK!
もし将来撤去する必要があったとしても、基礎の撤去が従来の工法に比べて飛躍的に簡単です。
従来の工法と比べてもコスト負担を抑えています。
今後も大量生産を行うことで更なるコストダウンを期待できます。
モックルピン工法とコンクリート工法の比較
従来のコンクリート工法は、地面を大きく掘削し、重機で基礎ブロックを搬入するのが一般的ですが、モックルピン工法では、重機を使用せず、地盤面の大きな掘削もありません。


コンクリート工法とモックルピン工法の比較
| コンクリート工法 | モックルピン工法 | |
|---|---|---|
| 施工性 | 重機を使用するため、場所によっては施工出来ない場合がある。 | 重機を使用しないため、従来の施工が出来ない場所でも可能である。 |
| 軟弱地盤では有効な基礎が難しい。 | ある程度の軟弱地盤でも杭の長さを変更することで対応出来る。 | |
| 環境性 | 土の掘削量が多いため、もともとの自然環境を破壊してしまう可能性がある。 | 土の掘削量が少ない(ない)為、自然環境の破壊がほとんどない。 |
| コンクリートによるアルカリ汚染の可能性がある。 | アルカリ汚染がない。 | |
| 撤去 | 将来撤去する可能性がある場合、基礎の撤去が大掛かりとなる。 | 基礎の撤去が簡単に行える。 |
施工イメージ@

モックルピン工法の詳細
従来のピン工法ではコンクリートを素材として使用していますが、モックルピンは鋼球です。表面は、もともと土壌に多く含まれているという亜鉛を使用し、環境面での安全性も確保しています。
| モックルピン工法 | ||
|---|---|---|
| 素材 | 鋼球(厚み10ミリメートルほど) | |
| 重量 | 約15キログラム前後(杭・脚金物除く) | |
| 杭(鋼管) | 2段式も可能(2ストローク) | |
| 施工性 | 作業 | 良好 |
| 違い | 重量が少ない分、搬送性が優れる | |
| 4メートルの杭でも先行の2メートル管を通して4メートルの杭を2メートル杭を打つ位置で打設できる工夫があり。足場不要。 | ||
| 歩掛り | 0.8以下 | |
| 製品単価(1箇所) | 0.9以下 | |
| 安全性 | 荷重試験によるバックデータあり | |
| 土壌などへの影響(環境性) | なし(表面は亜鉛メッキ処理だが、土壌はもともと亜鉛を多く含み、またメッキ協会からも安全性が発表されている)。亜鉛メッキはよく使われる。 | |
| その他 | 鋼製のため、機会による大量生産ができればさらにコストダウンが可能 | |







